• みどころ

    古くから東北で子どもの手遊び人形として親しまれてきた伝統工芸品「こけし」

    主に温泉地などでの土産品として広まり

    かつて、日本の多くの家の中に飾られていました。

     

    本展では、宮城県で活躍する5人の現役工人の伝統こけし全25体を展示。

    本展のために制作していただいた新しい伝統こけしも登場します。

     

    イタリアのこけし蒐集家の所蔵コレクションの展示
    工人のインタビュー映像・こけし制作動画の上映も合わせて
    こけしの奥深い魅力をどうぞお楽しみください。

    イタリア・ミラノ国立大学と共同で開催する伝統こけしの展覧会

    こけし産業も多くの伝統産業と同じように、工人(こけし職人)の高齢化や後継者不足によって伝承されるべき技術が途絶えてしまうという危機に直面しています。そんな中、「伝統こけしの良さをイタリアにも伝えたい」というミラノ国立大学のヴァージニア・シーカ教授との出会いから企画が立ち上がり、イタリア・ミラノの文化博物館「MUDEC」で伝統こけしの展覧会を行う運びとなりました。

    宮城県の「秋保系」「遠刈田系」「鳴子系」のこけし工人が参加

    こけしは、産地とその表現様式ごとに大きく11系統(または12系統)に分けられています。本展では「鳴子系」「遠刈田系」「秋保系」の3系統5名の工人の作品が集います。出展作品はいずれも本展覧会のために新しく制作をお願いしたこけしです。

    師から弟子へ受け継がれる伝統

    こけしには、親から子へ、また弟子との師弟関係を通してその「型」が受け継がれ、家系図のようにそのこけしや工人の名が残っていくという他の郷土玩具とは違った特異性があります。本展では「弟子・跡継ぎ」がいる工房を選定し、師弟の作品を並んで展示するという貴重な機会を設けています。

    新作の伝統こけしを初公開

    本展覧会のために作られた新作の伝統こけしを特別展示します。本展が初めての公開の機会となります。